スコットランドで開発合宿中(前編)
前回告知した通り、現在スコットランドで開発合宿中です。全5日のうちいまは中三日目なので途中経過を報告したいと思います。
1日目
- 朝4時半: 起床。シャワーだけ浴びて家をでる。
- 朝7時: London Kings CrossよりEdinburgh 行きの電車にのる。車内には電源プラグもあるし、有料のインターネット接続サービスもあるのは驚きでした。
「これで車内でもプログラミングできる」と思ったのもつかのま、あまりにも揺れが激しいので、画面を15分もみてると乗り物酔いになってしまいました。 仕方がないので、ほとんどの時間は車窓を眺めるか本を読むかしていました。
- 朝11時半: London Edinburgh到着。 駅でほかのメンバーとおちあった後、スーパーへ買い物へ。5日分の食事ってどれくらいかわからずたくさん買い込んだら自分の分だけで70ポンド(17000円)超えてしまいました。かいはちゅ.comには「飲み会なし」と書いてあったにもかかわらずワイン5本も買っちゃいました...
- 午後2時: 他のメンバーの家に忘れ物をとりにいったりしたあとEdinburghからScotland 南西部にあるAyrshireへ向かって出発
- 午後4時: コテージに到着。写真でみていた実物よりずっと大きいです。20人はとまれるであろうコテージの3棟全体を5人でシェアするようで、一人一部屋割り当ててもへやが余っていました。
コテージのオーナーから「今回のご予定は?」と聞かれて「プログラミングです」といっても「???」みたいな顔をされてしまいました。
- 午後6時: その他のメンバーも到着、自己紹介をした後パソコンのセットアップ。今回はみんなマック持参でした。とりあえず私のマックには名前を書いたポストイットを貼付けておきました。
宿のオーナーのLANにはすぐ接続できたのですが、ルーターがインターネットに接続されておらず、奥さんはやりかたがわからなかったので、ご主人の帰宅をまつことになりました。ここは携帯の電波が届かないところなので、メールも送れず、Skypeもできない状態なので、みんな家族に連絡できず、ちょっとパニックになっていました。
- 午後8時: 夕食。今日は疲れてたのでほかの人が作っていたピザをいただきました。
- 午後10時:各自のプロジェクトについての紹介。
私とAbdel: 現在進行中のプロジェクト
- Paul: 現在彼の会社で使われているTrading System はJavaで書かれているらしいのですが、それをRuby On Railsで書き直すプロジェクト。
- Stuart: 彼の所属するヨットクラブのスケジュール管理ソフト。会社では開発チームのチームリーダーをしているため、プロジェクト管理ばかりに時間がとられているため、今回の合宿でひたすらコードを書きたいそうです。 社内の同僚に「休暇を利用してプログラミング」といったら「なんでわざわざ休みとってプログラミングしなきゃいけないの?」とかなり怪訝な顔をされたそうです。
- Alan: 特にプロジェクトなし。Rails Scotland On Railsを始めた人らしいですが、会社ではJavaをメインで開発しているので、今回はひたすらRuby とRailsに触っていたいそうです。
- 午後0時: 就寝
結局初日はコードは一行も書かずに終わってしまいました。
2日目
- 朝8時半:起床。朝食
- 朝10時:Coding
- 12時:お昼ご飯。 Stuart が持参してきたBlack Puddingをいただきました。この料理は見た目から想像できるかもしれませんが、血を固めたもの。なんでも冬場の食料が少ないときに、家畜を殺してしまっては、ミルクがとれなくなるし、家畜の数が減ってしまうので、時折家畜から血を絞りとって作っていたそうです。先人の知恵と言えばそうなのですが、ちょっとドラキュラになった気分です。味はハムみたいでした。
- 午後1時:Coding
Functional Test (Rails のコントローラーをテストするやつ)が長くなったので2つに分割しました。あといくつかの冗長コードをテストーヘルパーに移行するリファクタリング。私たちの場合なるべくテストでデータベースにアクセスしないようFixtureを使わないようにしているのですが、逆にサンプルデータがテストコードないに散在していたので、それを一カ所に整理しました。
- 午後3時: 休憩がてらにあたりを散歩。雪と雨が入り交じって降っていたのでカメラはコテージにおいてきました。
- 午後5時: Coding
- 夜7時:夕食。今までほかの人たちに作ってもらってばかりだったので今回は私がムール貝の白ワイン蒸しを作りました。結構おいしかったです。
- 夜8時: Coding
- 夜10時: 成果報告。
まだみんな他人に見せるものはあまりなかったので、ほとんど口頭での説明に終わりました。みんな同じ言語で開発しているので実装の詳細についていろいろ議論できるのはよかったです。
- 夜11時半:就寝