私達の家がBBCの番組で紹介されていたらしい

水曜日の夜にAbdelの家でペアプログラミングをした後、夜の10時くらいに帰宅しました。
ちょうど家に入ろうとすると、たまに挨拶する程度だったお隣さんに話しかけられました。「今あなたの奥さんがうちに来てテレビみてるけれどあなたもいかが?」なんでいるのか疑問に思っていたのですが、なんでも私の妻はちょっと家から出たときに鍵を持って出るの忘れてでたため、中に入れなくなってしまったそうです。私の妻が外で震えていると、ちょうどその隣人が帰宅するところで、私がもどってくるまで家で休ませてもらっていました。

お礼をいって帰ろうとすると「私が家をかってリノベーションした時の様子がテレビ番組に写ったのをビデオにとったんだけれどみる?」

イギリスで財テクといえば不動産購入なのですが、中でもぼろぼろの廃墟同然の家をオークションなので買って、きれいにリノベーション(もちろんDYIで)した後に高く売るのが大人気です。テレビ番組でも家のリノベーション関係(快適Before Afterみたいなやつです)が大変人気です(詳しくは私が途中で挫折したブログイギリスで築140年の家を買う!!をご覧下さい。)

おとなりさんは実はアーティストらしく、そのぼろぼろの家を自力で修復したそうです。修復費に3万ポンド以上かかったらしいのですが、16万ポンドで購入し、今は23万ポンドの値がついたらしいので、コストを引いても4万ポンドの儲けってすごい!! その時の様子がテレビ番組で取り上げられていました。ちょうどテレビの取材があったときにお隣さんは同じ住居(写真の一軒家が6世帯に分割されています)の人たちにも声をかけたそうですが、あいにく私達はその時いなかったので声をかけそびれたそうです。残念。

私の家の近辺はもともと栄えていた町なのですが、1900年初頭に大火事があったあとにサビれていったそうです。そのため私の家も含めたご近所には築100年以上のビクトリア様式の建物が立ち並んでいます。それらのいくつかはぼろぼろに放置されたままになっていましたが、最近は個人のプロパティーディベロパーが買って、きれいに作り変えているのをちらほら見かけます。

私の家のエリアってお世辞にもいいエリアではないのですが、多くの家がきれいになって、近隣の不動産価格があがってくれれば、所得水準の高い人が移ってきて、その人たち目当てにこじゃれたお店もできてきて町の生活水準があがってくれればよいなと思います(そうすれば私達が日本に帰るときも高く売れるし ;-) )。