リモートペアプログラミング - by makotoi

このブログを開始した直後の「開発環境を整える」のエントリーで書いていたリモートペアプログラミンをようやくスタートしました。

これまでは週に二回、Abdelと会ってペアプログラミングをしていたのですが、開発の日にちがあくと、なにやってたか思い出すのに時間がかかって非効率なので、なるべく少ない時間でも頻繁に作業しようと決めました。

AbdelのマシンはMacPro。私のマシンはWindowsです。 AbdelのマシンにOSXVNCサーバーを立て、私の方はRealVNCViewerを使ってアクセスしました(途中では画面の圧縮率を調整できるTightVNCViewerも試したのですが、何度も画面がフリーズしたのでRealVNCにもどしました)。音声通信はSkypeです。Abdelがタイプしているのを私が見るのはそんなに問題ないのですが、私が彼のマシンにタイプすると、なかなか画面が更新してくれないのでいらいらしてきます。

わたしの家には一応ADSL入ってますがたったの0.5MB。日本ではかつてのISDNのレベルでしょうか?私が2年前に日本を出るときにはすでに20MBぐらいのADSLを使っていましたが、いまだにこちらでは8MBとかを宣伝しています。日本と比べるとちょっと浦島太郎状態でしたが、2〜3ヶ月前にNYに出張したとき、テレビのコマーシャルで「そろそろダイヤルアップからブロードバンドへ切り替えませんか?」というのを見たときには唖然としました。

リモートペアプログラミングだと心なしか雑談の回数が減り、効率的になるような気がします。概念図をノートに書きなぐるようなことはできませんが、いざとなればパワーポイントとか使えばなんとかなるでしょうか?

今日はここ一週間以上手間取っていた機能を1つ完成でき、なおかつ新たにテストも1つ作りました。 

確か5月のRubyユーザーグループでAbdelにあったのが、ほぼ一ヶ月前。それから彼を誘って一緒にコードを書き始めたのは2週間前から。ここ2週間で合計9つのテストと12のAssertionを書くことができたのは結構な収穫だと思います。残り3週間ちょっとですが、何とか主要な機能だけでも作ってAwardOnRailsに提出できればなと思います。

でもこのプロジェクトはお互いに気に入っているので、AwardOnRailsが終わったあとも継続して開発していきたいと思ってます。