London Android MeetupでGoogle Phone いじってきました

前回予告した通り、先週の月曜日London Android Meetupにいってきました。

事前の告知では、彼らはなんかオープンソースのライブラリーを作ろうとしているらしく、そのアジェンダが書いてあって「アンドロイドでHello Worldも書いたことない僕がいって話についていけるのかな?」と心配していましたが、全然問題なく、とっても楽しいMeeting (というより飲み会)でした。

London Android には90人近くメンバーがいるのですが、実際にその会にきていたのは自分も含め7名、いままでいろいろ参加したMeetupの中でも最も参加人数がすくなかったのですが、なかなかバラエティにとんだメンバーでした。

参加者の様子としては、

  • Android持っている人=5人
  • モバイル系(Symbianなど)の開発者で、Androidに興味を持っている人=3人
  • 実際にAndroidのアプリ作った人=2人
  • Android 開発者」と名刺にすでにすっている人=1人
  • iPhoneプラスAndroid 端末も複数台持っていいて、余分を僕に売りつけようとしていた猛者=1人
  • AndroidIphoneもおろか、インターネットに接続する携帯を持っていない人=1人(私のことです)

という感じでした。

こんなにも多くのAndroid OS端末を持っている人たちをみるのは初めてでした。なかにはT-MobileのG1だけでなく、Googleが開発者のみを対象として米国販売している端末を持っている人もいました(GoogleのものはT-mobileのより、すこし分厚い気がします。あとAndroidiPhoneよりすこし小さいです)。

いろいろいじらせてもらったのですが、やはりiPhoneとちがってAndroidだとマルチタッチでスムーズな拡大、縮小ができないぶん、ブラウザの閲覧は難しかったと思います。拡大、縮小ボタンを何度も押すのはすこしまどろっこしいです。

でもやっぱりキーボードを標準で搭載しているので、URLを打つのとかは簡単でした。逆にiPhoneで"O"をうとうとするといつもとなりの"P"を押してしまい、かなりいらだちます。

iPhoneAndroid端末両方持っている人に使い心地を聞くと、以外にもAndroidのほうが良いとのこと。彼のいい分によると

  • iPhoneを買ってしばらくの間は使い勝手がいいと思ったけど、ちょっと込み入ったことをしようとするとかなりやりずらい
  • 例えばMP3の曲のリピート再生ボタンは標準でついてないからすごく設定するのに苦労した
  • 自分はBluetoothのワイヤレスヘッドホンを使っているけど、iPhoneは標準でサポートしていないから別途付属品を買わないといけない

などなど。iPodなどでアップル製品は音楽再生のユーザーインターフェイス(UI)には定評あると思っていたので、音楽周りのUIに対する批判は意外な感じがしましたが、たぶんそれはアップル製品が「普通の人が普段使う機能のみに最適化したUIを提供しているため、色々いじくるマニアには逆に使いづらい」ということなのかなと思いました。

彼はiPod Shuffleにリピート再生がないといっておこっているぐらいの人でしたから(ないかわりにシャッフルするというのが製品自体のコンセプトですし)

話をAndroidに戻します。実際にアプリを開発していた人が見せてくれたのは、Geo Location を利用して、最寄りのパブを表示してくれるアプリ。

写真だと見にくいかもしれませんが、レーダーのような画面に近い順にパブの名前が表示されるかなりおしゃれなインターフェイスが良かったです。

あとGoogleの開発バージョン端末を持っている人によると、O2のiPhone用インターネット使い放題のSimをさしてみたけど使えなかったとのこと。それだとせっかくSim Lockフリーなのにあまり意味がない気がします。せっかく私も米国から取り寄せて、安い3のネットワークで使おうと思っていたのに残念です。

おもしろいこころみとしては、Asus のEee PCのマシーンOSとしてAndroidをインストールしようとしている人がいたことです。なんでもEee PCで普通にアンドロイド開発環境をインストールしても、マシンが非力過ぎで使い物にならないとのこと。そこでノートPCのOSそのものをアンドロイドにして、ソリッドステートドライブ(SSD)をメモリ代わりにしてしてなんとか性能を出そうとしているのだそうです。現段階ではまだうまくインストールできてないらしいですが、ちょっと気になりますね。

最初は飲み会の雰囲気で雑多なトピックを話していたのですが、2時間ほどしたころから、主催者のCarlが今日の本題について話し始めました。内容に関しては、私自身がAndroidアーキテクチャにあまり詳しくないので、もうちょっと勉強してから、また改めて取り上げようとおもってます。