Rhodes:Rubyでiphoneやandroidなどの携帯アプリ制作


iPhoneAndroidのアプリを作ってみたいけどObjectvie CやJavaをいちから勉強するのもめんどくさいな」と思い、自分が使えるRuby で何か出来るかいろいろ探してみました。

Rubyエンジニアの間で有名なDr NicJavascriptライブラリでいま最も人気のあるjQueryを作ったJohn Resigがそれぞれ自分たちの得意な言語でiPhoneアプリを作れるかどうか試行錯誤した様子が紹介されています。みんなが考えている方法としてはiPhoneに組み込まれているWebBrowserであるWebKitを利用して携帯組み込みアプリを作る方法を考えているようですが、アプリの軌道時間に問題があったりと、現段階では難しいみたいなことが書かれています。

「やっぱりObjectiveCかJavaでも勉強しないといけないかな?」と思っていたところ、iPhoneだけでなくAndroid, Windows Mobile, BlackBerryの携帯アプリも同時に作成可能なRodesというRubyフレームワークを発見しました

なんでもRuby On Railsに影響を受けMVC(Model View Controller)やORM(Object Relation Mapper)も備えたフレームワークらしいです。

早速チュートリアルページを見ながらサンプルアプリを作ったりしていました。ただ「エンタープライズ向け端末化するフレームワーク」と紹介されているだけあって、サンプルはSiebelやSugarCRMといったあまり私にはなじみにないものを利用したものばかりでした。そこで「自分でもなじみのあるものを作ろう」と思いTwitterクライアントを現在作成中です。

ソースコードGitHubに置いておきました。ここここです。サンプル作るついでにRuby On Mobileというブログを作ってチュートリアルを英語で書き始めたら、Rhodes/Rhosyncの開発もとであるRhomobileのブログでも取り上げてもらえました。

基本的にはWebKitを利用して携帯組み込みアプリを作る方法なのでiPhone独自のUser Interfaceを呼び出したりは出来ませんが、コンタクトリストやジオタグ情報をRubyから呼び出すことができるのは魅力です。今はRhodesを利用してどこまでリッチなアプリを作ることが出来るかどうか試行錯誤中な段階です。チュートリアルは現在英語のみですが、もし日本の読者からもコメントやブックマークなどで興味をたくさんしめしていただければそのうち日本語訳もかこうかなと思っています。