4月の成果と5月の目標

ここ最近やりたいことばっかり思い浮かぶものの、あまり一つのことに集中でいていない気がするので、ブログでやりたいことを毎月宣言し、毎月振り返ることにしました。


4月の成果

前回も予告していましたがnosqleuというカンファレンスでTokyo Cabinetについてしゃべってきました。

nosqleuではAmazon, Twitter, BBC, Gardianといった名だたる企業のNoSQL使用事例などが紹介されました。

3月からhttp://tokyocabinetwiki.pbworks.com/というTokyo Cabinetについてのリンク集サイトと、作者である平林幹生さんのブログの一部英訳を始めたことからトークをすることになりました。

スライドはshowoffというSinatra Web Applicationで作成しました。これだとmarkdownとうで作成した文書でプレゼンできるのでgitなどでバージョン管理ができて便利です。しかも作成したプレゼンはそのままhirokuに上げておくこともできます。

欠点としてはslideshareなどにpdf などで保存できないことですが。

今回はちょうど直前に日本に帰国しなければならず、しかも帰る寸前にアイスランドの火山噴火などがあり、カンファレンスまでに帰れるかどうかも微妙なところでした。ただ幸運にも私の乗ったKLMが火山爆発後に最初に日本からオランダに旅立った最初の便で、なおかつアムステルからはバスが待機していたのでなんとか当日の朝までに戻ってくることが出来ました。10時間のフライト+10時間のバスは非常につらかったですが。スライドは帰りの飛行機や、ドーバー海峡を渡るフェリーのなかでひーこらいいながら作成していたのですが、なんとか無事つくりおえることができ、なかなか観衆からの受けも良かったと思います。
なかには「makotoからtokyo cabinetの3時間チュートリアルを聞きたい」などとtweetしてくれる人もいって、苦労して発表したかいがありました。

5月の予定と目標


前回に引き続きTokyo Cabinetについて行います。今回はRuby User Group向けなので、Rubyのコードを増やしたり、NoSQLについての基礎についても紹介しようと思ってます。

前回NoSQLEUに参加したところ、「No SQL についての論文をみんなで討論するグループに入らないか」とお誘いを受け、参加することになりました。NoSQLを語る際にはCAP理論などいろいろあるのですが、その中でもMapReduceについて力を入れて勉強していこうと思います。なぜ数あるうちからMapReduceかというとNoSQLデータベースであるCouchDBやMongoDBで取り入れられている機能な上,最近MeguroというTokyo Cabinetを利用したMapReduceツールに興味があるからです。

Kyoto Cabinet, Drizzle, Meguro, MessagePackなど最近私の興味あるプロジェクトが全てC++で書かれているので、せめてソース読んだり、少しパッチを書くなどできるようになりたいです。どなたか学習用の良い本かオープンソースプロジェクトがあれば教えてください。