昨日の続きです。

で、また1からはじめようと思ったんだけれど、自分のスキル力の限界を感じはじめました。そんな時に思い出したのがこの前のLRUGの集まり
その時に参加者の一人にAward On Railsの話をしたら興味を持っていたのを思い出したので、思い切ってメールしてみることにしました。
確か5月15日だったと思います。誘い文句は「このコンテストMatz(Rubyの開発者、まつもとゆきひろさん)がコード見るみたいだよ」。もちろん優勝賞金100万円(100万円とか1万ドルとかだと高額に聞こえるのですが、5千ポンドというと価値が半減したように聞こえるのは私だけでしょうか)のことも言いました。 そしたら興味あるので一度あって話を聞きたいとのこと。

早速その週の金曜日に会社が終わった後にカフェで会うことにしました。

あらかじめ以前考えていたアイディアと今回思いついたアイディアをメールで送っていたので、まずその感想を聞いてみたところ、「最初のアイディアはどこにでもありそうだし、その中で作ろうとしている機能の一つはあっても使わないと思うよ」と率直な感想をいただきました。でも新しいアイディアのほうは結構気に入ってくれ、一緒に開発することになりました。

「Makoto、でも時間はあまりないから結構大変だと思うよ。僕は毎週水曜日の夕方あいてるから、その日に4時間ぐらい一緒にプログラミングして、あとは一日1.5時間のペースですると週に13時間。それを4回繰り返しても52時間。それって会社勤めの一週間半にも満たないってことだからがんばんないとね」とのこと。

「いきなり会ってその日に時間の見積もりまでする彼は何者なんだ」と少々びびってしまいましたが、これは彼が信仰実践するXP(エキストリームプログラミング)の手法の一つらしいです。彼にXPはなんぞやと色々説明してもらうと興味がわいてきたので、彼の家に立ち寄って本を借りることにしました。5分ぐらい立ち寄るつもりが、彼は根っからの教え好きのようで、JavaをつかってのTest Driven Developmentの方法を3時間ぐらい熱心に教えてくれました(私はJavaぜんぜんやったことないんですけど...)。

「なんだか頼もしい仲間が出来たな〜」と思っていたら「でもRailsの本はあんまり読んでなかったから目を通しとくよ」とのこと。

え〜、Railsやったことないの... 喜んだり不安になったり忙しい一日でした。