Drawing Skills Work Shop at Central Saint Martins (week 9)

宿題

今回は宿題はなかったのですが自分でいろいろスケッチしてみました。
これはその中の一つ。

https://lh4.googleusercontent.com/-gABUAIP_01E/UTcF_ZuNPZI/AAAAAAAAC-A/_qbOqqKNT54/s611/IMG_1122.jpg

ヨガの一ポーズです。こういう風にトリッキーな体位を体のパーツごとに描こうとすると体の曲がり方が不自然になってしまいがちですが、
なるべく体のシルエットから描くことでまずまずの出来になったのではないかと思います。

先生からもなかなか良いと言ってもらえましたが少し胴が長いとのコメントをもらいました。

最近会社の同僚のポートレートを描いていても思うのですが、私はなんでも長く描いてしまいがちなようです。

どうすればいいんでしょうと先生に聞くと「こまめに確認しながら修正するしかないよ」とのことでした。

演習

今回はついに女性のモデルさんを用いたライフドローイングです。

おばさんだったらどうしようと思っていたのですが20代ぐらいの女性の方でした。

教室にはぎりぎりについたので、いきなり「じゃあ2分ごとに3体描いて」といわれた慌ただしく用紙のセットをして描き始めました。
ライフドローイングってちょっと陸上のスプリントの練習に似ているなと思いました。
正直女性のヌードを鼻の下を伸ばしながら鑑賞している時間はなくて、胸部や局部は手足などを描く際の距離感や構成を確かめるための参照ポイントでしかないと言った感じです。

今回は2分で3体、5分で1体、30分で1体描いた後、1時間半以上描けてじっくり1体描きました。

これは30分かけて描いたものです。

https://lh6.googleusercontent.com/-pDyJethTYTw/UTcF-t5OVtI/AAAAAAAAC90/cyU-kA1L3mA/s611/IMG_1120.jpg

今まで男性を描き続けていると筋肉をがっしり描いてしまいがちなので、もっと肉質が柔らかくなるように気をつけました。
とくに肩にかけてのラインはついついごつごつ描いてしまいがちなので、線ももっと柔らかく。

でも逆に、男性のモデルは皆おなかがポッコリしていたのですが、彼女は結構引き締まったお腹をしていたので、そこは少し影をつけて引き立ててみたつもりなのですが、見て取れるでしょうか?

そしてこれは1時間かけて描いたものです。

https://lh3.googleusercontent.com/-xfhBdLbcS2g/UTcF-4EKjiI/AAAAAAAAC9w/Joua0FS6HXo/s611/IMG_1121.jpg

今回も最初の方は胴が長かったり。足の角度がおかしいと何度も先生のテリーから指摘を受け、体の輪郭を描くだけで1時間近くかかってしまいました。

そのあとハッチングで体の凹凸を描き始めると「なんでそれを最初からしなかったの? それじゃあまるで塗り絵をしているだけでしょう。ハッチングをするんだったらするなりの描き方は最初からしないと、後でとってつけたようになるよ」と厳しい指摘を受けました。

でも言い訳させてもらうと、体の輪郭に1時間もかけたくなかったけれど、先生が「あれもおかしい、これもおかしい」と何度も訂正していたので、そんなに時間がかかってしまったんですよね。 逆にチャーコールとかで描くと細かい線がかけないので最初から濃淡を意識した作品になるのですが、鉛筆でそれをやるのはなかなか難しいです。

でもなんだかんだいって他の生徒さんとくらべても結構良い出来だったのではと思います。他の生徒さんの作品をみても、足や手の位置を何度も書き換えた形跡が見られます。

生徒の一人で結構独自な作風をもつおじさんがいるのですが、彼の作品は「顔と胸部と下半身がそれぞれ別の作品みたい」という論評を先生から受けていました。確かに下半身が実物よりかなり華奢な感じもするのですが、それよりもおじさん、おっぱいを実物より大きく描き過ぎですよ。