Benkyo Diary (10週目)


ツイッターマーケティング

今週はBenkyo Playerをプロモートすべくいろいろなソーシャルメディアマーケティングを試してみました。
まず最初にしたのは以下のツイート

”Did you know that Barkley University offers online Ruby On Rails course for free?”

”バークレイ大学がRuby On Railsのオンラインコースを無料で提供するって知ってた?”

このオンラインコースの本当のタイトルは"BerkeleyX: CS-169.2x Software as a Service"というのですが、タイトルからはRuby On Railsのコースということは全く伝わってきません。そこで「無料」「Ruby On Rails」というキーワードをちりばめたツイートをしたのですが、私のツイッターのネットワークはRuby On Railsエンジニアがおおいいこともあってか、短時間でかなりのリツイートがありました。 そして通常の10倍ぐらいのアクセスもあり予想外の効果にびっくりです。

このコース以外にも4つぐらいの他のコースを同じようにツイートしたら、2つほどのコースに関しては結構反応がありました。

これに気を良くして次に「Udacity のHow To Build Startupを受講しています」というつぶやきをしている人を一度にフォローしたらとたんにツイッターのアカウントが凍結されてしまいました。こういうスパム的な行為はツイッターはちゃんと監視しているようですね。一度目は自分で凍結解除できます。しかしながらこの次にフォローする代わりに「@xx さん Benkyo Player使ってみたら」と@メンションするようにしてみたらまた再度凍結。再犯だからかどうか今度は自分では凍結解除できないので、いまは解除申請をして連絡待ちです。 やっぱり自分でも「スパム行為かな?」と思うようなことはやらない方が良いですね。

デモの準備

12週間のプログラムもあと2週間んを残すところとなりました。このプログラムのハイライトはデモデイでのプレゼンです。
デモで特に必要なのは各機能のせつめいより「自分の解決しようとしている問題がいかに重要か」「以下にソーシャルインパクトをあたえることが可能か」何だそうです。

で、とりあえず作ってみたのがこれです。

「自分の解決しようとしている問題がいかに重要か」に関しては結構話せるのですが「以下にソーシャルインパクトをあたえることが可能か」というのを伝えるよい方法がまだ見つからず悩んでいる途中です。

Google Campus EDU Startup Funding

金曜日はGoogle Campusで「スタートアップファンディング」というイベントに行ってきました。最初のスピーカーは「Go Cardless」というオンライン決済サービスを提供する会社の共同創業者の人でした(彼と少しお話ししたのですが日本とイギリスのハーフの方だそうです)。 最初にYCombinatorというBGVに似た投資プログラムに参加した後1〜2億の資金を調達するまでの話しをしていただいたのですがその中で気になったのが「ピボット」(方向転換)。もともとYCombinatorに応募したときは決済関係のアイデアではあったけれど、今のサービスとは全然違うものだったそうです。「どの時点で元々のアイデアがいけていないものであるか気づくんですか」と疑問におもって質疑応答で質問したところ、「それはすごく簡単。出来上がったものを人に見せまくって使ってもらえるかどうか見てみる。使ってもらえない場合はなぜ使わないかの理由を聞いてみて直せるものだったら直す。でもいくらかえても使ってもらえないようであればその時はさっぱり方向転換する」とのことです。

今週自分がしていたことを顧みて思い出したのが「Do Things that Don't Scale」「スケールしないことをしなさい」というポールグラハムのエッセイ。
スタートアップの多くは「サービスを作って公開すれば人がよってたかってくる」という幻想を持っていますが初期のユーザーというのは一人一人勧誘していく必要があるというのが趣旨です。こういう地道な努力ってデジタルな世界では怠りがちですがすごく重要だと思いました。