Benkyo Diary(4週目)

(今週はあまり関係する写真がなかったので今週話題になったプリンスGeorgeの写真でも載せておきます)

  • いよいよプログラミング
  • Exit Plan
  • Pitch Friday

いよいよプログラミング

これまでの3週間は毎日のようにミーティングだったのですが、今週から腰を据えてサイトのリデザインに取り組むことにしました。

ようやくプログラミングができて楽しい反面「本当にデザインを変更したら他の人が使うようになるんだろうか?」という疑問は常に頭をよぎります。

あと二人の人たちから「コースのコンテンツを検索する機能と、オンラインコースを集団学習するための機能を提供しようとしているようだけれどそれって別々の問題じゃないの?」と指摘を受けました。 自分の中では

「分からない箇所を検索」=>
「検索結果をハイライト、コメント」=>
「保存したハイライトやコメントを他の生徒達とシェアする」

という流れを期待しているのですが、必ずしもそううまくいくかどうかまだ実証されていません。

そこで少しでも早く実際の生徒さんに使ってもらうべく、はやくリリースできるようにしたいと思います。

Exit Plan

木曜日にまたメンターとのミーティングがあったのでいってきました。今回はストラテジーやパートナーシップを専門としている方で、Benkyo Playerの説明をすると「こういった人や会社を紹介できるけれど」とぽんぽん提案してくれて助かりました。あと印象に残った点として以下のようなことをおっしゃっていました。

Exit Planとか考えていますか?もし最終的にどういう会社にだったら買収されてもいいか考えておくと、どういった会社にフォーカスしたサービスを作るかのヒントになるかもしれません。HPとかMicrosoftとかのテクノロジー系の会社は教育分野にもいろいろフォーカスしているから、そういった会社に話を通してみてもよいかも。


この話を聞いて思ったのが以下の記事です。


これはMOOCコースプロバイダーであるUdacityがGeorgia Tech大学と組んでたったの7000ドルでコンピューターサイエンスの修士を提供するというものです。

値段が破格なのもニュースなのですが、それよりも注目に値するのがAT&Tとのパートナーシップ。

なんでもAT&Tはこのプログラムに対してすでに2百万ドルを寄贈しているそうです。なんでも自社の社員の研修目的に使いたいようです。

このことは第2週に述べた「会社の研修教育費で購入」という仮説を後押しするニュースだと思いました。

とくにUdacityはコンピュータ系の授業が充実しているので大手の金融機関のプログラマーや大手IT系企業の研修パッケージの一部としてBenkyo Playerを売り込めれば良いのですが。


Pitch Friday

金曜日の午後は5つのチームが各自のプロジェクのプレゼンテーションをしました。「順番はランダムに選ぶから」といいつつトップバッターはBenkyo Player。あきらかにアルファベット順に選んだようにしか見えなかったのですが、5分間プレゼンをしました。

まず最初に「Benkyo Playerは既存のオンラインコースのビデオ学習をより効率化するためのツールを提供します」といった後、既存オンラインコースのマーケットサイズ、既存のコースの課題を説明した後、以下にBenkyo Playerが「学習者とコース提供者をつなげるための橋渡し役になることをゴールとしている」を説明しました。そして現在作りかけの新しいサイトのライブデモもしました。制限時間は5分間だったのですがデモも含めてちょうど5分で出来たのはよかったと思います(結局デモまでしたのは私のチームだけでしたが)。

反応を箇条書きにすると

  • 最初の問題提起や「橋渡し役になりたい」という部分は非常に良かった
  • 既存のオンラインコースの問題はドロップアウト率が高いところにあるので、そこをもっと具体的な数値を出して言った方が良い
  • デモはもっと簡潔にして、具体的なユースケースと結びつけることが出来た方が良い

といった感じです。自分で事前に用意していた時には「以下にデモをうまく見せるか」を考えていたのですが、よく考えたら自分が作っているものはそこまで見た目が派手なものではないので、それよりも「どんなに社会的に異議のある問題に取り組んでいるか」、そしてどれぐらいの実績があるかにフォーカスした方が良いのかなと思いました。